北海道の活性化を促進するキーマンの話を聴き、自ら考えアクションにつなげるイベント「北海道DAY」。
今回は8月22日(土)、六本木アークヒルズの「ヒルズマルシェ」内で「真夏の北海道マルシェ」と「ビアガーデン交流会」の2本立てで開催しました。あっというまに過ぎ去っていく、北海道の短い夏…。でも、その短期間の北海道のパワーは強力です。東京ではなかなかお目見えしない、新鮮で力強い北海道の夏野菜をお届け。道産子や北海道ファンが北海道産品を通じて交流を深めました。
■首都圏在住の北海道出身者・北海道ファンが「北海道の生産者の販売をお手伝い!」
今回の目玉は、マルシェで北海道産品の販売をサポートすること。ボランティアすることが目玉・・・?
はい、そうなんです!「北海道のために何かしたい」という在京道産子のアツい想いを実現させるべく、参加者の皆さんには、北海道から呼んだ生産者と一緒にブースで販売し、PRのお手伝いをしてもらいました。


■「北海道の伝え方・届け方をアップデートする!」プロジェクトで、北海道の魅力をまるごと発信!
このマルシェは「北海道の伝え方・届け方をアップデートする!」プロジェクトの第一弾!
北海道出身者が丁寧にセレクトした生産者や食材を仕入れ、“おいしさ”だけではなく、それらが生まれる “北海道という土地の魅力”を生産者ご自身に店頭で話してもらいました。
おいしい食材を作っているのは、その土地の環境と、その土地に暮らす生産者なのです。

■全国の道産子・北海道ファンが生産者を支援できる仕組みも!
地方創生・UIターンなどが注目を浴び、ふるさとを応援したい首都圏在住の地方出身者が増えています。「北海道との新しいかかわり方を創造する」と掲げる私たちDKdoは、このマルシェを通じて、彼らの北海道愛をアクションに変える場を創りだしました。
さらに、マルシェに来られない人のために、インターネット上で資金援助ができるクラウドファンディング「FAAVO北海道」も活用。生産者の交通費や当日配布するオリジナルエコバッグの制作費を集めました。1か月ほどの短い期間で、なんと46名から511,000円もの支援が!!支援してくださった方はもちろん、情報をシェアしてくださった方、サイトに目を通してくださった方、みなさん、本当にありがとうございました。

■由仁町から「まるほり野菜園」が出店
札幌市から車で60分ほどの田園の町、由仁町からは「まるほり野菜園」が出店。健全な環境で、安全・安心な16種類のフルーツミニトマトを栽培しています。生産者の堀内剛さんが来てくださいました。

みかんのような甘みと風味の「オレンジ千果」や「オレンジパルチェ」、葡萄の様な見た目の「トスカーナバイオレット」など、初めて見る品種がずらり!



■寒暖差が農作物の甘さを生む、名寄市から「北の野菜倶楽部」が出店
名寄市からは農家仲間で始めた直売所「北の野菜倶楽部」を代表して黒井知恵子さんが出店。
名寄の黒井さん??どっかできいたことあるような・・・と思った方、ハイ、正解です!

弊社代表、黒井理恵の母なんです。
黒井家は水稲・野菜の複合経営をしています。今回は坊ちゃんかぼちゃ、赤玉ねぎ、ナスを販売。他にも倶楽部の仲間が生産するトマト、ピーマン、ナス、とうきびを販売しました。いち早く完売が続出したのも、この名寄ブース。元気な野菜と生産者の言葉が、お客様の心を鷲掴みです。

■「コンビーフ」の概念が変わる十勝ハーブ牛
「北国からの贈り物」ブースでは、「十勝ハーブ牛のローストビーフとコンビーフ」の試食を行いました。

十勝でも比較的涼しい上士幌町で牧場を経営する生産者の株式会社ノベルズ。澄んだ空気の中、大雪山系の伏流水を飲み、17種類のハーブを混ぜたエサをたくさん食べる牛は、健康的に育ちます。

コンビーフは化学調味料を一切使用せず、塩と「十勝ハーブ牛」のみで作られています。


■暑くても旭川ラーメンの試食がススム!
「道の駅あさひかわ」のブースでは、こだわりの逸品を東京の人たちに知ってもらおうと特別に30%OFFで販売。

旭川と言えばラーメンですが、「旭川ラーメン繁盛店詰め合わせ 5食セット」や「旭川の蔵元3社の地酒セット(男山・高砂酒造・大雪の蔵)」、ほっけの燻製などの「珍味5食詰め合わせ」などが店頭に並びました。

6種(ごまたら・ごまたら梅味・ごまたら唐辛子・ほたてのみみ・ほっけの燻製・丸干し焼きいか)の中から選べる「珍味5食詰め合わせ」は旭川のゆるキャラ「あさっぴー」のかわいいパッケージ。


このブースで販売の商品は、ローソン新宿イーストサイドスクエア店にあるアンテナショップ「旭川食べマルシェ」でも販売中。
■道産子バイヤーセレクトショップ
道産子バイヤーセレクトショップのブースでは厳選された食材が並びます。


撤収も終わり、汗をかいた後は、渇いた喉を潤すビールで乾杯!!!!!

今回のプロジェクトは、生産者、ボランティアスタッフ、クラウドファンディング支援者のみなさんのご協力があったからこそ実現できました。本当にありがとうございました。そして、ボランティアスタッフのみなさんが楽しそうに、いきいきと働いている姿に、DKdo一同、感動しました。
これからもDKdoでは、今回のような「北海道との新しい関わり方を創出する」とともに、「出身者だからこそできる、新しい北海道の伝え方」をupdateしていきながら、今後も活動を続けてまいります。
引き続き、一緒に「自分なりの北海道との関わり方」を見つけて、楽しんでいきましょう!
■まるほり野菜園HP:http://www.maruhori-yasai.jp/
■「十勝ハーブ牛」商品ページ:http://www.kitaguni-net.com/item/item.php?item_base_id=4736
(北国からの贈り物HP:http://www.kitaguni-net.com/)
■道の駅あさひかわ:http://www.asahikawa-jibasan.com/onlineshop/
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【生産者から】 由仁町 「まるほり野菜園」 堀内剛さん

六本木のこのロケーションでトマトを販売することはなかなかできることではなく、こういった機会を与えてくださり、ありがとうございます。
北海道から東京の催事に参加するには採算が合わなく、なかなか厳しいものがありましたが、交通費も支援してくださったからこそ参加できました。クラウドファンディングで支援してくださった方々にも心から感謝いたします。
そして、首都圏在住の道産子の皆さんが熱意を持って「まるほり野菜園」を応援してくれたことにとても感動しました。
東京でご活躍の道産子の方に、こんなに一生懸命になって手伝ってもらえたのも夢をみているようでした。
東京にこういったコミュニティを作っている会社があることを知って良かったです。
外国人のお客さんとのコミュニケーションの中から海外の方にも喜んでもらえることを実感し、今後の展望として可能性を感じられる機会となりました。
由仁町での畑作業も、これまで以上に張りが出そうです。
本当にありがとうございました。
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【生産者から】 名寄市 「北の野菜倶楽部」 黒井知恵子さん

今回のような機会をいただいて、本当にありがとうございました。当日の朝に会場に着いたので、ボランティアのみなさんが野菜を並べてくれていたのですが、それがとてもきれいでうれしかったです。自分たちの野菜も、六本木に来たらこんなに綺麗に見えるんだなぁと。最初は、知らない人ばかりで不安でしたが、ボランティアのみなさんが一生懸命、道行く人に声をかけてくれて、「北海道の野菜ですよ!」の声に立ち止まってくれるお客様もたくさんいて、北海道という言葉の強さを知りました。東京の人に知ってもらえて、買ってもらえるのはうれしいですね。今度は、ぜひ北の野菜倶楽部の仲間にも体験してもらいたいです。
